Liver Interview

「全部お前のせい」若旦那プロデュースでの何故ナツミ楽曲デビュー

2018年クリスマスイブに公開された何故ナツミさんの新曲、「全部お前のせい」のMVが好評です。哀愁漂う“エモい”映像、真っ赤な口紅で切なくも力強く歌い上げる何故ナツミさんの姿に、「いいね」数がぐんぐん伸びています。
実はこの楽曲、若旦那による楽曲提供とプロフデュース権を賭けたイベントの優勝賞品。2位と20万ポイントもの差をつけ、念願のデビューを勝ち取った何故ナツミさんにお話を伺いました。


後半はこちら▶https://www.instagram.com/p/BrzGrIrhQfr/
何故ナツミ 『全部お前のせい』
作詞 若旦那 / 何故ナツミ
作曲・編曲 PellyCoro

若旦那さんの「音楽の道を切り開いてあげたい」の言葉に感動

―――イベントの優勝および新曲発売おめでとうございます。今回のイベントにはどのような意気込みで挑んだのですか?
ありがとうございます。もともと若旦那さんが大好きだったので、今回のイベントを見つけたときは、このチャンスは絶対に逃せない!って思いました。ファンの方にも事務所のスタッフにも若旦那ファンを公言してたので、みんなにも「何故ちゃんのためのイベントだね!」「一位獲れたらこんないいデビューはないよ!」と声をかけてもらえました。

―――優勝したときはみんなさぞかし喜んでくれたでしょうね。
そうなんです。みんな自分のことのように喜んでくれて本当にありがたかったです!

これまでいろんなイベントに出てきて勝ったことも負けたこともありますが、私のファンって、勝ち負けに関わらず、私が戦った相手のことを絶対に悪く言わないんです。勝った相手に素直に「おめでとう」と言えるファンは私の誇りだし、ファンとの絆が強くなったこともすごくうれしく思っています。

―――レコーディングを終えての感想を聞かせてください。
最初はとにかく緊張しました!若旦那さんがすぐそこにいるなんて夢見心地だったし、なにより、お会いしたときに、私のために「新しい音楽の道を作ってあげたい」とおっしゃってくださったのがうれしかったです。その気持ちに応えられるよう、がんばって歌いました。

―――レコーディング中、若旦那さんからアドバイスはありましたか?
「姿勢を正してお腹から歌ってほしい」という言葉をいただきました。ギターを持って歌っているとどうしても猫背になっちゃうんですけど、レコーディングでもその癖が出てたんです。アドバイスをいただいていい結果が出せたとは思いますが、歌い終わるまでは「若旦那さん怒ってないかな?」という不安な気持ちも正直ありましたね…。
だけど、忙しい中で時間を作ってくださったし、まだまだ無名の私に向き合って一緒に音楽を作ってくれてくれたので、次第に緊張がとけました。本当にやさしくてすてきな人です。絶対また一緒にやりたいです。

幅広い世代に自分の言葉と音楽を届けたい

―――若旦那さん以外に影響を受けたアーティストはいますか?
阿部真央さん、大森靖子さん、サザンオールスターズさんとか好きです。
音楽を聴き始めたのは幼稚園の頃。鍵っ子で家にひとりでいることが多かったので、うたばんとかhey!×3、Mステとかを楽しんでいたんですけど、次第に自分もアーティストになりたいと思うようになりました。

キレイな言葉だけじゃなくて、とがった言葉とかいろんな言葉を使って、幅広い世代に届く歌を作れる人になりたいです。歌詞は、自分の経験や友だちの話を盛り込んだり、テレビや映画を観て感じたことを綴ったりしています。ミクチャで応援してくれているみんなの心にも届くとうれしいですね。

―――ではミクチャをはじめたのも、歌をたくさんの人に届けたいという気持ちからでしょうか?
はい、ミクチャを利用している若い女の子に、自分の音楽を伝えていきたかったんです。実際に配信するようになってからは女の子のファンも増えたので、みんなからのリクエストに応えて歌うだけでなく、雑談したりみんなの悩みをきいたりすることもあります。

配信を通して、「ファンになってもらうきっかけ」を掴みにいってる

―――ミクチャのよいところを教えてください。
みなさんの声をダイレクトにきけることですね。
あと自分が今どういう活動をがんばっているのか、直接伝えられるのも大きなメリットですね!「今日のレコーディングはこんな感じだったよ」「今、こんな曲を作っているよ」をリアルタイムに発信できるってことは、ファンになってもらえるきっかけを掴みやすいということだと思います。

―――お互いに直接伝えあえるというのはいい関係ですね。
そう思います。でも、だからこそ「あのときのライブ全然よくなかったよ」なんて言われることも…。だけどどんな言葉を向けられても笑い飛ばせる自分でいたいし、「売れる」と信じて応援してくれているファンのためにも、媚びることなくひたむきにがんばれる自分でいたいですね。

―――今後はどんなイベントに参加したいですか?
日本武道館で歌える権利をかけたイベントがあったら絶対出たい!あと、デザイナーさんに衣装を作ってもらえるイベントもあったらいいな。

―――最後に、今年の抱負を教えてください。
アーティストとしての今年の目標は、「実力」で大きなステージに呼んでいただけるようになることです。経験を積んだ先には、もっと多くの人に歌を届けられると信じているし、一人前になった自分のことを、誰かが目標にしてくれたらうれしいですね。
「人間が忘れている大事なことをちゃんと気づかせてくれるようなアーティストになってほしい」という若旦那さんからの想いもかてにして、がんばっていこうと思います。

それと、今は親に金銭的に援助してもらっているので、将来的には私が稼いで養ってあげたい。そのためにも一生懸命がんばるので、ファンのみなさんも離れずについてきてくれたらうれしいです!

(取材・文 松本玲子)